映画「フールズ・ゴールド/カリブ海に沈んだ恋の宝石」を見た

監督が「アンナと王様」のアンディ・テナントで、「最後の恋のはじめ方」のテナントではなく「メラニーは行く」のテナントを越えていると思います。 何よりカリブ海の海の美しさを、空撮などで堪能させてくれる。 たあいないオハナシなんですが、大金持ちの役でドナルド・サザーランドが出てきて、ケイト・ハドソンの人間性を見抜くという場面が面白いし、それがキャラクターの説明になっているから話が早い。この話術の職人芸は、日本の監督がもっと学ぶべきところでしょう。 今まで手が伸びなかった理由は、主役がマシュー・マコノヘー(マコノヒーというよりも、こちらの方が情けなくて似合っていると思う)だから。しかし今回は、そのバカさ情けなさが味となって正解。 ベルタ葉酸 ビタミンA